こんにちは、二児の父ぽよみです。
最近、我が家ではおままごとに親が関わることが減ってきました。
子どもたちが乳児の頃は、親が全力で世界観をつくり、キャラクターになりきって遊んだものですが、今ではすっかり子どもたち主体。息子と娘だけで世界を作り上げて好きに始めるので、親がそこまで気合を入れる場面も減ってきました。
正直なところ、私も妻も、以前に比べるとだいぶ“自分たちのおままごとへの関与が雑”になってきたな…と思っていたある日のこと。
妻と年長の娘がおままごとをするタイミングがあり、ふと様子を覗いてみると――妻が本気モードに入っていました。
登場人物は、家にあるポケモンのぬいぐるみやメルちゃんたち。
妻はイーブイのぬいぐるみを手に取り、芝居がかった声でおままごとをスタート。
「寒いよぅ、寒いよぅ……」
どうやら冷たい雨の降る日に、イーブイがひとりで凍えているシーンらしい。
その声は今にも消え入りそうで、寒さと寂しさがしっかり伝わってくる迫真の演技。娘はその声を聞いた瞬間、ハッとしたように妻を見つめました。
その目はまさに「これだよ!こういうのを待っていた!」と言っていました。
娘はすぐにメルちゃんを手に取り、母性たっぷりの優しい声でイーブイに話しかけます。
「どうしたの?寒いの?」
イーブイ(妻)が答えます。
「うん……寒くて、お腹がすいてるの……」
するとメルちゃん(娘)が迷いなく続けます。
「じゃあ、私のおうちに来る?」
ここから、寒さに震えるイーブイをメルちゃんが助ける、ハートフルなおままごとがスタート。
妻と娘、それぞれが役になりきって物語を作っていく姿は、見ていて微笑ましく、懐かしくもありました。
ひとしきり遊び終えたあと、娘は満足そうな顔で妻に一言。
「やればできるじゃん!」
その言葉に、妻は思わず笑っていました。
娘にとっては“本気のおままごと”が嬉しくてたまらなかったようです。