こんにちは、二児の父ぽよみです。
先日、家族で兵庫県・淡路島にある旅館「あわかん(淡路観光ホテル)」に泊まってきました。
ここは“釣りができる旅館”としてとても有名で、宿泊者専用のプライベート釣り場があるのが特徴です。
今回はその「釣りを満喫した1日目」の様子を紹介したいと思います。
■手ぶらでOK!24時間楽しめるプライベート釣り場
あわかんの最大の魅力は、なんといっても宿泊者専用のプライベート釣り場。
宿泊すれば、24時間いつでも釣りができるという贅沢な環境です。
竿の持ち込みも可能ですが、旅館では無料で釣り竿をレンタルでき、エサもサービスでもらえます。
つまり、完全に手ぶらで釣りを楽しめるというわけです。
さらに、プライベート釣り場にはスタッフも常駐しているので、根がかりなどのトラブル時もスタッフの方に助けてもらえます。
この気軽さと安心さが、子連れファミリーには本当にありがたい。
釣り場にはファミリーエリアと一般エリアがあり、子ども連れでも安心して楽しめるようになっています。
私たちはファミリーエリアを利用しました。※混雑時は予約制で、30分毎に交代です。

■サビキ釣りでアジが入れ食い状態!
ファミリーエリアではサビキ釣りが中心。
サビキ仕掛けにエサを詰めて海へ落とすと、あっという間にアジがかかるという入れ食い状態で子どもたちも大喜びでした。
この日はわずか30分ほどでアジが15匹ほど釣れました。

子どもたちにとっても「釣れる喜び」をしっかり味わえる体験になりました。
竿を持って海面を覗き込みながら「きた!」「また釣れた!」と大はしゃぎ。
その姿を見ているだけで、親としても嬉しくなります。
■釣れやすい時間帯と夜の釣りの雰囲気
今回の体験からの印象ですが、プライベートエリアでサビキ釣りをするなら午前〜昼過ぎが一番釣れやすいように感じました。
日差しがある時間帯は魚の動きも活発で、子どもでも釣りやすかったです。
夜になると、釣り場の雰囲気はがらりと変わります。
竿の先端に光るライトをつけて、投げ釣りをしている大人の方々が多く見られました。
夜釣り特有の静かな雰囲気の中で、皆さんかなり本格的に楽しんでいる様子でした。
(私は釣りに関しては素人なので、あくまで私の見た印象としてお読みください…笑)
■釣った魚は夕食で味わえる!
あわかんのもう一つの魅力は、釣った魚を旅館で調理してもらえることです。
プライベート釣り場で釣れた魚をフロントに持っていくと、夕食の時間までに料理人さんが調理してくれます。
調理方法もいくつか選べて、刺身・唐揚げ・塩焼きなど好みに合わせてお願いできます。
自分たちが釣った魚が、その日の夕食に並ぶ――これは子どもにとっても特別な体験です。ただ釣るだけではなく、“命をいただく”という体験としても心に残ったようです。
■レンタル竿はかなり大きい!小さい子はおもちゃ釣りでも楽しめる
あわかんで貸してもらえるレンタル竿は、想像以上に大きいサイズでした。
そのため、未就学児などの小さな子どもには少し扱いが難しいかもしれません。
でも、そんな小さな子にもちゃんと楽しめる工夫が用意されています。
釣り場の一角にある「おもちゃ釣りセット」コーナーでは、プラスチックの魚やおもちゃの竿を使って安全に“釣りごっこ”ができるようになっていました。
年長の娘もこのおもちゃ釣りに夢中になり、バケツ一杯にさまざまな魚を“釣り上げて”いました。

■子ども連れに優しい設備がいっぱい
あわかんは、釣りができるだけでなく、子連れにやさしい宿でもあります。
釣りをしない時間や、雨の日でも子どもが退屈しないように、今回私たちは利用しませんでしたが、館内には有料の個室キッズルームがありました。
小さな子でも安心して遊べるスペースで、おままごとセットやブロックなどが置かれていて、ちょっとした休憩にもぴったり。
さらに、ロビーにも無料のキッズコーナーがあり、ぬいぐるみやおもちゃが並んでいました。
釣りができない時間や、パパが釣りをしている間にママと子どもで遊ぶ、という使い方もできます。
■まとめ:家族みんなで楽しめる“釣り旅館”
あわかんのプライベート釣り場は、まさに「家族で釣りデビュー」するにはぴったりの場所でした。
安全で設備が整っていて、釣り初心者でも楽しめる。
そして何より、自分たちが釣った魚をその日の夕食で味わえるというのは、他ではなかなかできない体験です。
子どもが笑顔で魚を釣って、そして自分の釣果を食べながら誇らしげに話す姿――。
それだけで、この旅館に来てよかったと思いました。