リビングが手狭になっても、子どもたちは大満足 ― 我が家のロフトベッド計画

こんにちは、二児の父ぽよみです。

我が家の子どもたちは、昔からリビングが大好きです。
家の中に子供たちが遊べる部屋があっても、結局いつも遊んでいるのはリビング。
ブロック、ぬいぐるみ、折り紙、絵本——気づけば床いっぱいに広がっていて、親としては片づけが一苦労。
毎日「もうすぐごはんだから片づけてー!」が口ぐせのようになっていました。

本来なら別の部屋で思いきり遊んでほしいところですが、どうやら「子供たちだけではちょっと怖い」とのこと。
家族が集まるリビングのほうが安心感があるのでしょう。
結果的に、遊ぶのはいつもリビング。
部屋はあるのに使われないという、親あるあるの状況です。

そんなある日、思い切ってリビングにロフトベッドを置いてみることにしました。
本来は寝るための家具ですが、「遊ぶ場所」として使えないかなと考えたのです。
どうせリビングで遊ぶのなら、いっそ専用スペースをつくってしまおう、と。

 

ロフトベッドの上は「自由に散らかしてOK」ゾーン

設置したのは、高さが1.7m程度のロフトベッド。ベッドの上では子供たちは座れる程度の高さです。
下には空間ができるので、上と下で遊び方を変えられるようにしました。

まず上のスペースは、子どもたちが思いきりおもちゃを広げられる「自由エリア」。
ブロックやままごと道具など、散らかってもOKにしています。
「ここだけは片づけなくてもいいよ」と伝えると、目を輝かせて登っていきました。

散らかっているのが視界に入ると親のストレスになりますが、ベッドの位置が視線より上なので、見ようとしない限りはベッドの上の惨状が視界に入らないのがよかったです。

普段、リビング全体を散らかすとどうしても注意してしまいますが、こうして“限定的な自由”を与えると、親も子もストレスが減ります。
実際、ロフトの上はそれほど広くないので、自然と遊びの範囲もコンパクトに収まるのも助かります。

 

ロフトベッドの下は「秘密基地」に

ロフトベッドの下は、カーテンで仕切って子どもたちの秘密基地にしました。
子どもたちは「ここはおれたちのおうち!」と大はしゃぎです。

中には小さなライト等を持ち込んで、自分たちなりの空間づくりを楽しんでいます。

 

リビングは狭くなったけれど、満足度は高い

もちろん、リビングにロフトベッドを置くと、かなりの存在感があります。
我が家のリビングもそれほど広くないので、最初は「ちょっと圧迫感があるな…」と思いました。
ソファを少し移動して、通路を確保するなどの調整も必要でした。

それでも、子どもたちの楽しそうな様子を見ていると、置いてよかったと感じます。
以前は「リビングが散らかる=親のストレス」だったのが、今では「ロフトの上に片づけてくれる=親も気が楽」という状態に。
遊びの拠点が決まったことで、リビング全体の散らかり方も減りました。

また、リビングの一角に「子どもの世界」ができたことで、親子の距離感も良くなった気がします。

 

家族が集まる場所だからこそ、遊び場にしてよかった

ロフトベッドを置くというのは、最初は勇気がいりました。
けれど実際にやってみると、想像以上に子どもたちの創造力を刺激してくれて、リビングの雰囲気も明るくなりました。
家のスペースをどう使うかは、それぞれの家庭の事情次第ですが、もし同じように「リビングでしか遊びたがらない」という悩みをお持ちなら、こうした工夫もひとつの方法かもしれません。