成長期の今だからできる。息子の小児用マウスピース矯正

こんにちは、二児の父ぽよみです。

もともと、息子の歯並びが少し気になっていました。
前歯がやや前に出ていて、他の永久歯も少しずれて生えてきているように見えたからです。
ただ、痛みや大きなトラブルがあるわけではなかったので、これまでは様子を見ていました。

そんな中、学校の歯科検診で歯並びを指摘されました。
その言葉をきっかけに、やはり一度きちんと診てもらおうと思い、小児の歯科矯正を行っている歯科医院で検査を受けることにしました。

医院ではレントゲンや口腔内写真を撮ってもらいました。
その結果、すでに生えている永久歯に軽いずれがあり、今後生えてくる歯もガタつく可能性が高いとの説明を受けました。
このまま放っておくより、あごの成長をうまくサポートしておいた方がよいという見立てから、
小児用マウスピース矯正を始めることにしました。


 

小児用マウスピース矯正とは?

今回始めたのは、いわゆる透明なアライナーとは異なり、
あごの発達を促すためのマウスピース型の矯正装置です。

この矯正の目的は、歯を無理に動かすことではなく、
あごの成長を助け、歯が自然に並ぶスペースを作ること」。
その結果として歯並びが整っていくという考え方です。

さらに、費用が大人の矯正の約半分ほどで始められる点も大きなメリット。
9~10歳になると大人の歯科矯正になるので、小児矯正は、成長期の今だからこそ自然なかたちで歯を整えていける治療法だと感じました。


 

毎日のトレーニングと装着時間

息子の場合、装置をつけるのはまだ1日15分ほどのトレーニングの時間だけ
その間に、口を閉じる力や舌の位置を意識する簡単な練習を行っています。
このトレーニングは「口腔筋機能療法(MFT)」と呼ばれ、
口呼吸の改善や正しいあごの使い方を身につけるうえで重要だそうです。

短時間の装着なので、子どもへの負担も小さく、今のところ嫌がらずに取り組めているのが嬉しいところ。
息子は気を抜くと口が開いてしまうことが多いので、
「口を閉じ、舌を上顎につける習慣」を少しずつ身につけていく段階です。


 

親として感じること

矯正というと「痛い」「大変」というイメージがありましたが、
今回のようなマウスピース型矯正は、成長をサポートするやさしい治療という印象です。
焦らず、毎日の習慣の中で自然に取り組むことが大切だと感じています。

まだ始めたばかりなので変化はこれからですが、
「一緒にやってみよう」と声をかけながら、息子が自然に笑えるきれいな歯並びを目指して、これからも見守っていきたいです。