絵本紹介:『きみと ぎゅっ』で感じる、大切な「ぎゅっ」

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こんにちは、二児の父ぽよみです。

今日は、心がほっこり温かくなる絵本をご紹介します。
『きみと ぎゅっ』は、著者・絵ともに いぬいさえこ さんの作品で、小さなどうぶつたちの暮らしを通して「大好きな人とのつながり」や「安心感」をやさしく描いた一冊です。

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きみと ぎゅっ [ いぬいさえこ ]
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この絵本の魅力ポイント

  1. やわらかく温かい絵と言葉遣い

いぬいさえこさんの絵は、淡い色彩とゆるやかなタッチで描かれており、見ているだけで心が和みます。登場するどうぶつたちも優しい表情で、「ぎゅっ」と抱きしめられそうな佇まいです。
言葉遣いもシンプルで、幼い子どもにも届きやすい言葉を選んでいる点が素敵です。

  1. 小さな動物たちの姿に重なる気持ち

森で暮らすどうぶつたちが、悲しいとき、うれしいとき、だれかを励ますとき、ぎゅっとする場面が描かれています。
「だれかをぎゅっとしたい」「ぎゅっとされたい」その気持ちを、お互いに自然な形で表現している点が印象的です。

  1. 読み聞かせにも一人読みにも向く構成

文量が多すぎず、ページをめくるたびに「ぎゅっ」の場面や心地よい余白があり、子どもの集中力を保ちやすい構成です。
また、小学生になってからも一人で静かに読む絵本としても手元に残したくなる一冊です。

 

わが家での「メンタルケア絵本」としての役割

年長の娘は、保育園でたくさん頑張った日等は、夜になると情緒が不安定になることがあります。
「今日の出来事」を思い出して不安になったり、明日の予定が気になって眠れなくなったり。
そんなとき、妻がよくこの絵本を読み聞かせています。

『きみと ぎゅっ』を開くと、娘はページをめくるたびに少しずつ表情をやわらげていきます。
どうぶつたちがぎゅっと抱きしめ合う姿に安心を感じ、自分も「ぎゅっ」とされているような気持ちになるのでしょう。
娘にとってこの絵本は、まさに夜のメンタルケア絵本
私たち家族にとっても、親子で心を寄せ合う大切な時間をつくってくれる存在です。

 

この絵本をおすすめしたい人

  • 夜の寝かしつけにあたたかい物語を取り入れたい親御さん
  • 子どもに安心感・愛情を感じてもらいたい方
  • 読み聞かせタイムに、親子の心をつなげたいと思う人