はじめまして!二児のパパ、ぽよみの「家庭学習チャレンジ日記」へようこそ

はじめまして!二児のパパ、ぽよみです。
このブログでは、小学二年生の息子と、保育園年長の娘を育てている二児の父である私(ぽよみ)が、家庭で子どもたちと一緒に取り組んでいる学びや遊びの記録を綴っていきます。

取り上げるテーマは、英語・算数・自然体験・プログラミング的思考など幅広く。
その中でも今回のテーマは、英語学習です。

なぜ英語が必要なのか?

─ 1億人 vs 80億人、そして未来の選択肢のために

日本の人口は、現在約1億人。
一方、世界には今、約80億人の人が暮らしています。

日本語だけで生きていこうとすると、つながれる人の数は世界全体のごく一部に限られてしまいます。

実際には日本語を学んでいる海外の人もいますが、それでも大多数の人と直接やり取りするのは難しいのが現実です。

一昔前なら、それでも十分だったかもしれません。
でも、今は違います。

  • 経済的に縮小しつつある日本
  • グローバル化する社会と仕事のあり方

このような背景の中、これからの子どもたちにとって「英語ができる」=「世界とつながる準備ができている」ことだと思うようになりました。

将来、どこでどんな仕事をしたいか、どんな人生を送りたいかは子ども自身が決めることです。
でも、その選択肢が「言葉の壁」だけで閉ざされたくない。

そのために、「いま家庭でできることは何か?」を考えた結果、英語学習を始めることにしました。

英語の習い事をやりたがらなかった長男。だからこそ家庭で。

実は、我が家の下の子(年長の娘)は、近所の英語教室に楽しく通っています。
でも、上の子(小2の息子)は、「英語教室には行きたくない」と拒否反応。

無理やり通わせても意味がないし、学びが嫌いになるのは避けたかったので、
親として一度引きました。

でもやっぱり「英語ができるようになってほしい」という気持ちは捨てきれません。
そこで、息子には家庭学習という形で、できる範囲から英語に触れることにしました。

こうして我が家の「英語家庭学習チャレンジ」は、2025年5月からスタートしました。

「親の願い」と「子どもの気持ち」は必ずしも一致しない

必ずしも、親が「こうしてほしい」「こうなってほしい」と願うことが、
そのまま子どもの「やりたい」に直結するわけではありません。

「親のエゴじゃないか?」と悩むこともあります。
でも、子どもの今の興味と、将来の可能性の両方を大切にしたい。

だからこそ、親の責任として
「未来の選択肢を広げるための“下地”を作ること」
は、してあげたいと思っています。

このブログは、そんな想いを持って「家庭での英語学習」を始めた方、これから始めようとしている方の一歩を応援するブログです。

我が家の英語家庭学習の方針と目標

家庭での英語学習といっても、我が家は「ほぼノーコスト」で取り組んでいます。
使っているのは主に、

  • 無料の英語プリントや音声素材
  • スマホアプリや英語ゲーム
    など。

お金をかけなくても、工夫次第で十分に取り組めると感じています。

わが家の目標:家庭学習のみで、英検3級合格(小学校卒業まで)

  • 英語教室には通わない
  • 家庭での取り組みだけ
  • 無理に毎日はやらない。週3回(1回当たり20分)程度を目標
  • できるだけ費用をかけず、無料の教材中心

この条件で、小学校卒業までに英検3級合格を目指すのが、我が家の第一目標です。

小学校の英語カリキュラムを踏まえた家庭学習

日本の公立小学校では、文部科学省が定めた英語のカリキュラムに沿って、
小学3年生から「外国語活動(週1回)」、5年生からは「教科」としての英語が導入されています。

(参考:文部科学省「新学習指導要領に対応した小学校外国語教育新教材について]

www.mext.go.jp

しかし、その学習時間は非常に限られています。

  • 小3・小4:年間35時間(週1コマ)
  • 小5・小6:年間70時間(週2コマ)

このペースでは、1年間で習うフレーズや単語はごく限られています。

もちろん学校の授業は「基礎をしっかり身につける」ことが大きな目的ですが、実際に使えるレベルに近づくには、家庭での補いや追加の体験があるとより効果的だと感じます。

家庭学習なら、もっとテンポよく進められる

家庭学習なら、1日15〜20分を週2〜3回やるだけでも、
学校の年間授業数と同等か、それ以上の時間を確保することができます。

しかも、我が家では以下のような方針で進めています:

フレーズは“1回の学習でまとめてインプット”、その後“繰り返す”

我が家では、フレーズは“1回の学習でまとめてインプット”し、その後に“繰り返す”という方法をとっています。

「1週間に1〜2フレーズ」ではなく、あえて1回で10〜15フレーズをまとめて聞いて・発音して・覚えるスタイルです。

もちろん子どもの集中力や性格によって合う・合わないはあると思うので、一例として参考にしていただければ嬉しいです。

たとえば:

 1回の学習内容(例):

  • How are you?
  • I’m fine. Thank you.
  • What’s your name?
  • My name is ○○.
  • How old are you?
  • I’m eight.
  • Do you like apples?
  • Yes, I do. / No, I don’t.
  • What’s this?
  • It’s a pen.
  • Let’s play!
  • I want a hamburger.
  • See you. / Goodbye.

勉強するフレーズは紙(子どもが見やすいよう、画用紙等)に全て書き出し、学習時にはそれを見ながら進めています。

紙に書くことで子どもにとっては視覚的にわかりやすく、親にとっては学習の記録を残す“議事メモ”にもなります。

 

勉強の流れとしては、

① 各フレーズをリスニングして英語の発音を確認 

② 各フレーズの日本語の意味を確認 

③ 子どもから親へ質問してもらい、アウトプットの機会をつくる 

というステップで進めています。

 

ただリスニングして意味を確認して終わるのではなく、子どものアウトプットも必要です。

リスニング(耳)、ビジュアル(目)、アウトプット(口)の3つを組み合わせることで、学びがしっかり定着します。

発音は親が頑張らなくていい。スマホとPCが先生になる

私自身、英語の発音には自信がありません。
子どもに間違った発音を教えてしまうのでは?という不安もありました。

でも、今はテクノロジーが完璧な先生になってくれます。

使っている無料ツール:

[Google翻訳]

translate.google.com英語フレーズを入力すると、ネイティブ音声で再生できます。

やり方:

  • 使いたいフレーズを入力
  • 音声を再生して子どもと一緒にリピート

親が「教える」必要はありません。一緒に聞いて、一緒にまねすればいいだけです。

最後に:家庭学習だからこそ大切にしたいこと

英語学習は長期戦です。無理に詰め込むのではなく、少しずつでも続けることが大切です。

家庭学習のメリットは、子どものペースに合わせて柔軟に進められることや、費用を抑えても十分に取り組めること。 

一方で、デメリットとしては親の関与や継続の工夫が欠かせず、手間や根気が必要になる点があります。

だからこそ大切なのは、「親の準備」と「明確な目標」、そして「ゴールまでの道筋を子どもに見せること」。 

例えば「小学校卒業までに英検3級を目指す」と設定し、そこまでに必要なステップを一緒に見える形にすることで、子どもも安心して努力できます。

親子で記録を残しながら、できることから積み重ねていくことで、必ず力になるはずです。 

このブログが、同じように家庭で英語に挑戦するご家庭の、小さな道しるべになれば嬉しいです。