※この記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。
こんにちは、二児の父ぽよみです。
わが家には小学生の息子と保育園に通う娘がいます。
二人とも水遊びが大好きですが、スイミングスクールに継続して通っているわけではありません。
※娘は年中の秋までスイミングスクールに通っていました。
結果として、上の子は保育園を卒業するまでに息継ぎクロールをマスターし、下の子も年長の秋には同じレベルまで到達しました。
ここでは、家庭で取り組んできた自主トレーニングの記録をまとめます。
子どもたちの成長の経緯
- 息子(上の子)
一度もスイミングスクールに通わず、保育園卒業までに息継ぎクロールを習得。
- 娘(下の子)
年中の秋まではスイミングスクールに通っていましたが、バタ足ができるようになったタイミングで娘がスイミングを嫌がって退会。
その後は家庭での自主トレを中心に、年長の秋に息継ぎクロールをマスターしました。
親が水泳未経験でもできた理由
私は幼少期に水泳を習ったことがありません。
それでも子どもたちを息継ぎクロールまで導けた理由は、保育園のスイミング教室の見学と市民プールでの自主トレを活用したからです。
保育園では一定の学年から提携スイミング教室による定期的なレッスンがあり、見学が可能な日はできる限り足を運びました。
レッスンではクラスごとに目標が明確に設定され、テストに合格すると次のステップへ進む仕組みになっています。私は見学中に「どんな動きを教えているのか」「どこが子どもたちのつまずきポイントなのか」を細かく観察し、メモを取りました。
予定のない週末には年中利用できる市民プールに子どもと通い、見学で得た内容を自主トレとしてフィードバックしました。
なお、市民プールは貸し出し用具がビート板のみだったため、バタ足やけのびの練習をスクールと同じように進めるために、スイミング教室でも使用されているヘルパーを自宅で購入し、プールに持参して使いました。
腕や腰につけることで浮力を補助してくれるため、水に慣れる初期段階からとても役立ちました。
自主トレの基本方針
自主トレでは以下のルールを大切にしました。
- 1回1時間の市民プール利用(通うのは月に2、3回程度)
そのうち練習は15分だけ、残り45分は自由に遊ぶ時間。
- 遊びの時間を多く取り、水への恐怖心をなくす。
- 保育園のカリキュラムを取り入れる。
私は水泳教室を否定するつもりはありません。
ただ、見学して感じたのは、1時間のレッスン中に実際に泳いでいる時間は意外と短いということ。
自主トレなら同じ内容を15分ほどで効率的に練習できますし、費用も市民プールの入場料とヘルパー代だけで済みます。
もちろん、教室には正しいフォームの指導や仲間との刺激など、家庭では得られないメリットもあります。
そのため、家庭で行う場合も「安全面に十分注意し、教室の良い部分を参考にする」ことを心がけました。
また、スイミングスクールで私がデメリットと思っていることは、次のクラスに進級しないと次の練習ができないことです。
例えば、バタ足クラスを合格しないとクロールの腕の動きを教えてもらえません。
一方、自主トレでは「バタ足が70%くらい完成した」と感じたら、その時点でクロールの腕の動きを取り入れる、といった柔軟な進め方が可能です。
子どもの成長に合わせてステップを重ねられるため、効率的に上達できると考えています。
保育園スイミングのカリキュラム
保育園のスイミング教室では次のような順で進級していきます。
定期的なテストに合格すると次のクラスへ進める仕組みです。
- 水中歩行
- 顔つけ
- けのび
- バタ足
- ノーブレスクロール(顔を水につけたまま腕を回す)
- 息継ぎクロール
わが家の自主トレもこの順番を忠実に踏襲しました。
順序を守ることで子どもも目標を理解しやすく、段階的に自信を積み重ねることができます。
練習ステップごとのポイント
顔つけ
お風呂での練習が基本です。
いきなり湯船に顔をつけるのが怖い場合は、洗面器に水を入れたり、親が手に水をすくったりして、少しだけ顔を近づけるところから始めました。
「できた!」を小さく積み重ねることで、水に対する恐怖心が自然と薄れていきます。
バタ足
進まない原因の多くは膝から下しか動かしていないことです。
膝から下だけ動かすと足が水面から出てしまい、その間は推進力が得られません。
太ももの付け根から動かし、足先は力を抜いて「太ももから連動して足先が勝手に動く」イメージを持たせると、しっかり水を捉えて進めます。
この段階では、購入したヘルパーを腰に装着し、浮力を補助して練習することでフォームの確認がしやすくなりました。
クロール
クロールを始めたばかりの子に多いのが、手の動きに気を取られて足が止まること。
「腕を回している間もバタ足は止めない」と繰り返し声をかけました。
息継ぎ
息継ぎを始めたら、まず右か左か呼吸する側を決めます。
顔を前に持ち上げて息継ぎしようとすると体が沈みやすくなります。
回さない方の手に耳をつけるようにして横を向くのが正しいフォーム。
私自身もプールサイドから見ながら、正しい動きに近づくよう何度も一緒に確認しました。
自主トレで大切にしたこと
- 練習は1時間のうち15分だけ、残りは自由に水遊び。
- 「水は楽しいもの」という気持ちを育てることを最優先。
- 子どものやる気を引き出し、次も自ら行きたいと思える流れを作る。
親として感じたこと
家庭での自主トレは効率的ですが、安全管理やフォーム確認などは親の責任になります。
保育園スイミングの見学があったからこそ、家庭練習を効果的に進められたと思います。
スイミングスクールには専門指導や仲間からの刺激など大きなメリットもあります。
ただ、親が寄り添いながら取り組む自主トレにも、子どものやる気を高める大きな力があると感じました。
まとめ
- 保育園スイミングを観察し、自主トレにフィードバック
- 子供の進捗に合わせて次のステップを適宜導入することによる練習効率の最適化
- 1回15分練習+たっぷり遊びで「水を好きに」
- ビート板に加えヘルパーも活用し、安全かつ効率的に練習
- スクールには専門の指導や仲間との切磋琢磨など、家庭では得られない魅力がある
親子で一緒に水を楽しみながら積み重ねた時間は、技術の習得以上に大切な思い出となりました。